渡辺美里コンサート@渋谷C.C.Lemonホール

元旦の1/1は昨年同様、渋谷C.C.Lemonホールで行われた、渡辺美里の正月コンサート「Dear My Tokyo」を観に行って来ました。


詳しいセットリストとか、内容等などは省きます。


あ、2つだけw
My Revolution』を、2曲目にいきなりやったのにはビックリしました。
トータル3時間あったコンサートの中で、いきなり初っ端に持ってくるとはね^^;
もうちょい暖まった中盤くらいにやるのかな?と思っていましたが、最初からテンションが上がりました^^


それと、結構前にこのブログで独り言として書いたのですが、『世界で一番遠い夏』と言う歌、当時シングルとして発売されてかなり好きだったんですが、その後コンサートでも全然歌わずアルバムにも1枚にしか入っていないのでかなり忘れていたのですが、ふと昨年頭をよぎって思い出したのをきっかけに、また聴き始めるようになりました。

で・・・今回のコンサートで、メチャ久々に生で聴けた〜!♪


・・・と言う、まぁ個人的な独り言はさて置き^^;


今回のコンサート、いつも一緒に観に行っている友人とはまた別の友人から数日前に、


「正月の渡辺美里のコンサート行きたいんだけど、チケット余ってたりしない?完売しちゃっていて。」


と言う相談を受けました。
で、偶然にも手元に2枚余りがあって、そのまま流そうと思っていたので、その友人に譲る事にしました。


そしてコンサート後、いつも一緒に行っている友人とチケットを譲った友人と3人でご飯を食べに行ったのですが、そこで僕がチケットを譲って入った友人の感想を聞く事が出来たので、ココでちょいと取り上げたいと思います。


と言うのも、その友人はメジャーアーティストのコンサートは結構観ているのですが、渡辺美里のコンサートは今回が初めて。

それこそ、『My Revolution』とかその位のメジャーな曲は知っているけど、あとは全然分からない、と言う感じでのコンサート参加。


そんな友人からの感想一言目が、


「いや〜、MISATOは凄いですね!」


何がスゴイと思ったのかを聴いてみると


「力が違う」
「曲より詩」
「歌を物凄く大切にしている」
「こんなに聴いていて分かる歌い方をするアーティストは中々いない」
「聴かせるコンサート」
「ファンを物凄く大切にする」
「感謝する気持ちを常に持っている」
「一生に一度は観ておきたいコンサート」


等など・・・(ちょっと箇条書きっぽくしてみました)


まぁ、どれも渡辺美里のコンサートを観に行くと常に思う事ですし、そこが良いと思うので僕たちも観に行く訳なんですが、僕なんかが言うと贔屓目での感想にしかならないので強くは触れていませんでしたが、初めて観る人からもそう言う感想が得られると言う事は、やっぱりそうなんでしょうね^^

  • 「力が違う」。

なんと言っても、西武球場で、マイクなしでスタジアム全体に響く歌を歌えてしまうくらいの声音の持ち主。
と言う、歌唱力とか声音とかもそうですが、パンチ力が全然違うんですよね。
ただ叫ぶだけじゃなくて、ちゃんと”歌声”としての力が本当に強いです。

  • 「曲より詩」

最近は、曲が良くて売れている歌が多い中、歌を作る際に曲で誤魔化すのではなくて伝えたいことをしっかりと歌にこめて詩を書くのが美里さん。
逆に、確かに曲的には、バラードで知らない曲だったり、知っている曲でもリメイクして南米調とかにすると、曲的には”ん?w”と思う歌なんかもありますが、曲がどうであれ詩がしっかりとしている。なので聴いていてしっかりと心に響くんですよね^^

  • 「歌を物凄く大切にしている」

今回、こんなMCがありました。


「次ぎ歌う曲は、今ネット上に私の掲示板のような書き込みが出来る所があるのですが、そこで、15歳くらいの中学生の子でしょうか?昔から私の歌を聴いている皆さんのようなファンの方にこんな質問がありました。”今度学校の合唱コンクールでMISATOさんの歌を歌おうと思うのですが、昔から聴いているファンの皆さんのお薦めの曲は何ですか?”と言うもの。そしてめでたく、この曲に決まったそうです。本当いつまでたってもこうして私の歌を歌って頂ける事を嬉しく思いとてもありがたいと思いますし、感謝の気持ちでいっぱいです。・・・なんだか分かります?」


また今回、『My Revolution』を2回歌ったのですが、2回目の時のMCで、


「私はあまりこう言うことをしないのですが、先程も歌いましたがもう一度歌いたいと思います。この曲は私にとってとても大切な曲で、何かを始めようとかしたときにやっぱり勇気の出る歌ですし、そうして求められる限り、誰になんと言われようともこの曲を歌い続けて行きたいと思います。」


おそらく、小室哲哉さんが初めてプロデュースした曲と言う事を受けて、だと思うのですが、それ以外の曲でも、自分の曲を本当に大切にして、一曲一曲歌っているんですよね^^

  • 「こんなに聴いていて分かる歌い方をするアーティストは中々いない」

自分も何気に最近の曲には疎いのですが、全然知らない歌でも聴いていると歌詞がしっかりと分かって伝わってくるんですよね^^


曲がノリノリで勢やノリはあるけど、何を言いたいのか、伝えたいのかが良く分からない、また、サラサラっと歌詞を歌ってキレイな歌にみせるけど、歌詞がちょっと聴いただけでは届かない・・・という最近ありがちなジャンルの歌とはまたちょっと違って、歌い方にも寄ると思いますし歌のジャンルにも寄るのかもしれませんが、今の流行に流される事なく本当聴いていて良く分かる、そして歌が良く伝わってくる、そんな歌なんですよね♪

  • 「聴かせるコンサート」

コレは上記と同じですが、ノリノリの曲も勿論ありますが、そんな曲でも詩をしっかりと伝える、聴かせるコンサート♪なんですよね^^

  • 「ファンを物凄く大切にする」

ジャンルによっては、歌を出せば大抵聴いてくれる、コンサートをやれば会場も埋まる、そんな感じで歌を出せば多くの人に歌を伝える事は出来る、なので逆に言うと”ファン”と言うものは要らなくて、”知名度”や”歌唱力”だけでアーティスト活動をする、なんて言うのもありますが、そうではなくて、応援してくれるファン、今でも変わらず聴きにきてくれるファンをしっかりと大切にしてくれる。

そして、そんな昔から応援してくれているファンも、初めてくるファンも同じようにしっかりと大切にしてくれる、そんな謙虚な気持ちがとても伝わってくるコンサートなんですよね^^

  • 「感謝する気持ちを常に持っている」

ココに聴きにきてくれる人に、そしてココで歌う事が出来る事に、歌を歌うたびに感謝の意を表している姿が印象的です^^

  • 「一生に一度は観ておきたいコンサート」

まぁ、これはちょっと言い過ぎかもしれませんが、でもそう言ってもらえるのって、アーティストとしては本当嬉しいですよね♪

その友人も以前テレビで、雨の中の西武球場コンサートで、途中公演が中止になったにもかかわらず客席から『My Revolution』の歌声が止まず、渡辺美里自身も中止にしたくなく、ステージ上で号泣だった、と言う名場面を観て、一度は行ってみたかったとの事。


まぁ、何が言いたいかと言うと、渡辺美里はもうアーティストとしてかなりの経験を積んでいますし、ジャンルも違うと思いますが、三令ちゃんも行く行くは、アーティストとして、またシンガーとして活躍して行く中で、三令ちゃんの歌っている歌のジャンルの風潮にや時代の風潮に流される事なく、”MIREI”として確立したアーティストを目指して欲しいな♪と思っています^^
渡辺美里のコンサートを観ながら、そんな事を考えてみました^^


と、正月元旦からそんなコンサートを観に行って来ました♪