29日分の日記

早朝、新宿駅山手線ホームにて。
丁度、人身事故で山手線が運転見合わせをしていた所から復旧して、ダイヤが乱れつつも動き始めた電車を待っていたら・・・


「運転を再開した山手線ですが、新宿駅14番ホームにてお客様転落の為、運転を見合わせます。」


との放送。

同じく山手線を待っている人達からは


「なんだよ、も〜これだからな〜」


と、呆れ声が。

確かに、気持ちは分かります。


いやいやしかし、ちょっと待った。
14番ホーム?今いるのは15番ホーム。14番は目の前にある反対側のホーム。


ちょっと目線を上げて線路上を見てみると、作業員が5〜6人位で懸命に、誤ってか線路に落ちてしまった方の救出作業を。


実際目の当たりにすると、”あの人は大丈夫なのだろうか?””確かに隣のホームとは言え、ここで電車が入って来ては危ないよなぁ”と思う訳です。


放送だけだと”なんだよ”と思ってしまいますが、やっぱり1人の命を助ける為には、安全が最優先ですね。
それだけ、人の命は大切と言う事。


僕も、実際にその現場を見なくても、放送だけでそこまでを考えられる心のゆとり、広さを持ちたいと思った今日この頃です。